2006年03月14日

シャカシャカシャカシャカシャカシャカ……

今更ですが、最近ミニマルミュージックにハマってます。以前から聴いていたのはライヒとナイマンくらいだったんですが、もっといろいろ聴いてみようと思ってその手のディスクを増やしている最中です。その中の一枚がジョン・アダムズの曲を収録したこのディスク。こりゃ〜個人的にはかなりのヒットです。そしてお金がないので、やっぱりNAXOSさんにお世話になりました。指揮はNAXOSレーベルで現代アメリカものを数多く手がけているマリン・オールソップです。

アダムズ:シェイカーループス、他

8_559031.jpg 指揮:マリン・オールソップ
演奏:ボーンマス交響楽団
バリトン:ネイサン・ガン(2)
録音:2003年


1.ショートライド・イン・ア・ファスト・マシン
2.包帯係
3.悲歌的子守歌
4.シェイカー・ループス

8.559031

冒頭の「ショートライド・イン・ア・ファスト・マシン」でいきなり飛ばしてくれます。アドレナリン全開の爽快感がホントにいいです。好みです。技法はミニマルですが、このスピード感、リズム感は、ロックしか聴かない人にも十分アピールするんじゃないでしょうか? しかし2曲目は割と静かな歌モノ、次の3曲目も瞑想的な曲が続き、1曲目の勢いを期待していると肩透かしを喰らいます。どうせならアルバム丸ごと勢いまかせの曲でまとめたほうがうれしかったような。私は2、3曲目も結構好きですけど。まあ、アダムズは勢いだけじゃない、ということを伝えたいのでしょう。

そして最後の「シェイカー・ループス」はミニマルの代表曲ともいえる作品です。シャカシャカシャカシャカ「シェイク」するフレーズ。それがさまざまに変化しながらループします。とにかく気持ちいいし、盛り上がりもあり、静かなパートもあり、聴き手を飽きさせません。ずっと聴いてたらさすがに飽きるのかもしれないですが……。今のところiPod(邪道……)のローテーションに入ってます。アダムズあたりだと安いディスクは少ないですが、もっと色々探して聴いてみたいですね。
posted by まさとん at 12:01 | Comment(7) | TrackBack(0) | アダムズ

2006年03月07日

金太郎飴のようなワンパターンが気持ちいいです

再びナイマンです。取り上げるのは2回目な上に、このディスクは曲も以前取り上げたピアノ協奏曲がメインなのでどうしようかな〜? と思ったんですが、残りの2曲がなかなかよかったのでご紹介させていただきます。

ナイマン:ピアノ協奏曲、オン・ザ・フィドル、プロスペローの本

222861_203.jpg 指揮:ジョナサン・カーネイ
演奏:ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ
ピアノ:ペーターローソン
録音:1996年



1.ピアノ協奏曲
2.オン・ザ・フィドル
3.プロスペローの本

222861-203

ロイヤルフィルは廉価盤を数多く自主制作・販売しているオケらしいです。このディスクはHMVの通販で買いました。900円以下で、しかもハイブリッドSACD仕様! 我が家にはSACD再生環境が無いので、全然意味ないですけど……。ナイマン自身が棒を振ったピアノ協奏曲とどれだけ違うのかが一番の興味でしたが、ナイマンのときにはあまりピアノが目立たなかった箇所でも割とピアノが強調されてカラフルに聴こえるかな、と。後は全体的に音像がクリアかな〜、と。クリアになった分、曲の細部がよく分かる演奏になってます。でも、フルートの息もれの音がこんなに目立って聴こえるのはいかがなものでしょうか? まあ、奏者の個人差だから仕方ないですけど。私の知り合いにも、尺八のようなフルートを吹く人がいましたしね〜。

残りの2曲ですが、これが結構ヒットでしたヽ(´ー`)ノ。オン・ザ・フィドルは全編を貫くバイオリン(フィドル?)・ソロが大変美しい曲です。単に繰り返すだけでなく強弱をつけた構成で、気持ちよ〜く聴けます。もうひとつのプロスペローの本は同名映画の劇伴です。好きな人にはたまらないナイマン節が延々と繰り返されます。ワンパターンです。まあ、私はミニマル関係が好きなので問題ないですが、人によっては退屈極まりない音楽でもあるわけです。とはいえ、いわゆる現代音楽に拒否反応を示すリスナーにとっては、人畜無害なナイマンの音楽は安全パイなのでオススメです。
posted by まさとん at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナイマン

2006年02月19日

埋もれてしまった名曲

HMVのクラシックトップセラーチャートで最近ずっと上位にランクしていたこのディスク。「ハンス・ロット」とは聞きなれない名前だな? と思いつつ、ずっと気になっていたものをようやく購入しました。ARTE NOVAのような激安レーベルじゃなきゃ、こういう作品にはなかなか手が出せませんけどね。

ハンス・ロット:交響曲第1番、他


指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演奏:ミュンヘン放送管弦楽団
録音:2003年

1.交響曲第1番 ホ長調
2.管弦楽のための前奏曲ホ長調
3.『ジュリアス・シーザー』への前奏曲番

BVCE38080

ブルックナーに師事し、マーラーの学友であり、ブラームスから作品を批判され、若くして精神をわずらい他界してしまったというロットの生涯。大変不幸な人生ですがそれだけにドラマ性を感じさせます。クラシックファンはこういう逸話に弱いですよね(笑)。彼の作品が見直されるようになったのは最近のことのようですが、こんな才能が埋もれていたなんてもったいないことです。交響曲は一聴してワーグナーの影響が顕著ですが、師であるブルックナー、そしてブラームスあたりの影響も色濃く感じられます。そして、この曲がマーラーの初期の交響曲に影響を与えたことが、もう如術に分かります。豊かな金管の響きがとても心地いい曲です。ロットの名前を知らなくても、この路線が好きなら絶対楽しめるはずです。

私は激安輸入盤を買いましたが、国内盤にはものすごくしっかり作られたブックレットがついているようなので、いまさらですがそっちを買っておけばよかったな〜と思ってます。国内盤でもたったの1000円ですからね……。
posted by まさとん at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロット

2006年02月12日

アダージョだけじゃないんです

マイナーな楽曲のときはとりあえずNAXOSのCDを買ってみるんですが、最近はNAXOS以外にもARTE NOVAとかの激安レーベルが増えていて非常に助かってます。まったく知らない曲にはなかなかお金出しづらいですもんね。さて、バーバーといえば映画で使われた「弦楽のためのアダージョ」ばかりが突出して有名ですが、他の曲はどんなだろ? と思い、お約束のNAXOSレーベルで探してみたわけです。

バーバー:交響曲 第1番・第2番 他


指揮:マリン・オールソップ
演奏:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
録音:1998年

1.序曲「悪口学校」
2.交響曲 第1番 ホ短調
3.管弦楽のためのエッセー 第1番
4.交響曲 第2番

8.559024

指揮者もオケも全然知りませんでしたが、演奏はなかなかだと思いますよ。調べてみたら指揮者は女性なんですね。バーバーは近現代の作曲家ですが実験的な要素は薄く、とても分かりやすい作風なので、映画音楽を聴くように誰もが楽しめるんではないかと。バーバーの曲は芳醇なメロディーと和声の宝庫です。ここで聴ける管弦楽曲でも、その魅力は堪能できます。交響曲 第1番終盤のアンダンテ冒頭から中盤にかけての夢見るような展開などエロさ(?)すら感じさせます。でも単にキレイなだけでなくバリバリの激烈近現代音楽全開になる部分もたくさんあるので、単純に癒し系のイメージで聴くと失敗するでしょう。

バーバーの管弦楽作品はあまり多くないようなので、コンプリートしようと思えばカンタンに出来そうです。それより、どの盤がよいか選べるほど録音されていないのが問題ですね。輸入版もレアなやつは高いですし。願わくば安く出回ってほしい……。

バーバーの売れ筋ディスクはこちら!
posted by まさとん at 10:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | バーバー

2006年02月06日

協奏曲もいいけど交響曲もね!

ラフマニノフといえばピアノ協奏曲ですが、我が家には何故かCDが無いんですよ! レコードでは散々聴いたんですが、CDになってからどれを買おうか悩みつつ結局買わずじまい。デジタル録音でオススメのものってどれなんでしょ? 未だに迷っております。しかし、肝心の協奏曲は持ってないのに、どうしてか交響曲は持ってたりします(^_^;)。理由はいつもと同じく「安かったから」です。それ以外の理由がないような……。

ラフマニノフ:交響曲第2番


指揮:クルト・ザンデルリンク
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
録音:1989年

1.交響曲第2番 ホ短調 op.27

WPCS21023

この盤は安いので多くの方が聴いていそうですね。この曲もピアノ協奏曲第2番同様、叙情性に溢れたロマンティックな曲(ロシア的な暗い情念タップリ?)……だと思います。が、巨匠ザンデルリンクの指揮からはベタベタなロマンティシズムはあまり感じません。おそらくこの曲にはもっと甘〜くて濃い〜演奏もあるでしょうが、この演奏は整理されていてじっくり聴かせるタイプだと思います。甘さはあっても和菓子のような上品な甘さで、ちょっと枯れた哀愁を感じさせてくれます。他と聴き比べたことがないので、あまりいい加減なことは言えませんが……。

ラフマニノフはピアノ協奏曲しか聴いたことない、という方にまずオススメしたいCDですね。でもピアノ協奏曲2番とかと比べると、やっぱり地味目でしょうかね? これを聴く前にピアノ協奏曲を買おうや、って感じですかね……(;´Д`)。

ラフマニノフの売れ筋ディスクはこちら!
posted by まさとん at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラフマニノフ

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